火山とともに生きるそうべつくだもの村

洞爺湖、有珠山、昭和新山を有する壮瞥町。活火山はこの地に肥沃な土壌を育ててきました。
壮大で美しい壮瞥町は”火山と共生するまち”です。
壮瞥町にはじめてりんごの木が植えられたのは、日本のくだものの夜明けがはじまった明治9年のことです。先人たちの努力により、明治30年ごろにはりんごを中心として梨、梅、さくらんぼが栽培されるようになりました。有珠山噴火やそれによるによる降灰などの苦難を乗り越え、昭和40年ごろまでは4、5軒しかなかった果樹農家も、今では30軒以上を数えるまでになりました。壮瞥町は道内でも有数のフルーツの産地となったのです。

「そうべつくだもの村」は「消費者にほんとうにおいしいフルーツを知ってもらいたい」そんな思いから23戸の果樹園の若者が中心となって、1987年に観光農園の村としてはじまりました。安心で安全な土づくりからこだわり、手間暇かけて、 情熱を注いで大切にくだものを作り上げてきました。初夏から秋までさくらんぼ、ぶどう、プルーン、りんごなど50品種以上のフルーツを楽しむことができます。これらのフルーツは直売所、ホームページ、道の駅などで購入できるだけでなく、多くの果樹園で「くだもの狩り」を楽しむこともできるのです。

そうべつくだもの村のフルーツは各果樹園それぞれのこだわりが詰まっています。道の駅近くの国道の両脇が最も果樹園が並んでいるエリアです。歩いて周ることもできるため、複数の果樹園でくだもの狩りを体験したり、直売所でくだものを購入したりすることができます。壮大な自然とおいしいくだものの里「そうべつくだもの村」をぜひお楽しみください。

 

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